創業1559年より有馬温泉で、伝統の味を守り続けております。
創業以来、「かまど」でじっくりと炊き上げる昔ながらの製法を守り続け、丁寧に「食」と向き合ってまいりました。
道南産 真昆布を使った昆布佃煮、名産 「有馬山椒」を使用した山椒佃煮や
山椒の商品など、当店だからこそできる豊富な品揃えでお客さまをお待ちしております。
ご家庭でお楽しみいただける商品や、大切な方に喜んでいただける贈答品など
各種こだわりの逸品を取り揃えております。
「かまど」でじっくりと炊き上げる昔ながらの製法を続ける理由は、伝統を守る事だけではなく、佃煮を炊く最良の方法だからです。
かまどは火加減が命。火の扱いで最も大事になるのは薪です。
ガス釜では一部に高熱の炎が当たってしまい、昆布を均等に炊けません。
季節や天候、湿度など、その日の状況に合わせて薪の数や火加減を微調整します。
薪の柔らかい炎は、釜全体をやさしく包み込み、素材のうまみを極限まで引き出してくれるのです。
有馬温泉は日本書紀にも記述があり、7世紀頃から1300年以上の歴史を持つ日本最古泉の1つです。
川上商店の祖は、吉野(奈良県)の川上村の出身とされ、有馬温泉中興の祖・仁西上人とともに鎌倉時代初頭にこの地に移り住んだと伝えられております。
周辺の野山で採れた松茸や山椒、ヤマブキなどを炊いて湯治客をもてなしたことが始まりです。
江戸時代後期になると北前船(きたまえぶね)による日本海航路が開発され、北海道の昆布が北陸を回って瀬戸内海をとおり大阪に集められました。
有馬温泉にも料理やダシ用に大量の昆布が入り、その一部が地元の松茸や山椒と組み合わされて「松茸昆布」や「山椒昆布」が生まれました。
室町時代 | 1559年 | 川上に奉公していた・伊助が有間皇子誕生故事に因み有馬人形筆を発明する 以後、江戸期~現代に至るまで有馬土産として人気となる |
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江戸時代 | 1664年 | 有馬土産として、人形筆、色紙(名塩和紙)、竹器、竹かご、 木器、染楊枝、磨砂(有馬地志) |
1763年 | 湯治の料理に花山椒の記述あり | |
1781年 | 松茸・山椒(はじかみ)の記述 (有馬の道の記) | |
1849年 | 湯の花(花山椒)、越天楽が有馬土産として「有馬温泉の記」に見える | |
1854年 | 有馬大火。蝦昆布、昆布が登場。このころ松茸昆布が誕生 | |
明治時代 | 1891年 | 「花山椒」が第2回総菜果物品評会の三等賞を受賞 |
1894年 | 明治天皇のご結婚25年を祝う式典「大婚二十五年祝典」多数商品を献上 | |
1895年 | 第四回内国勤業博覧会褒賞 受賞 | |
1903年 | 第五回内国勤業博覧会褒賞 受賞 | |
平成時代 | 2007年 | 神戸市長より 創業100年以上の業績を称え盾授与さる |
2007年 | 兵庫県内 老舗企業ランク1位 (神戸新聞より 帝国データバンク調べ) |
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2016年 | 「山椒彩家」が第3回 神戸市都市デザイン賞 受賞 |
会社名 | 株式会社 川上商店 |
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創業 | 1559年 |
代表者 | 大熊 健太 |
本店 |
〒651-1401 神戸市北区有馬町1193 お電話:078-904-0153 FAX:078-904-3688 |
南店 |
〒651-1401 神戸市北区有馬町869-1 お電話:078-904-2153 |
山椒彩家 |
〒651-1401 神戸市北区有馬町1172 お電話:078-904-0153 FAX:078-904-3688 |
受賞歴 |
「第2回 総菜果物品評会の三等賞」 受賞 |